NGO(ワングリーンプラネット)で唯一日本から紹介された 『死ぬまでに見るべき世界の絶景』青ヶ島 3日間
MAP
羽田空港
八丈島
青ヶ島
¥118,500~¥148,500
3
days
※上記はお一人様あたりの参考料金です。
※旅行代金や取消料はお問い合わせください。
出発日に合わせてお見積りさせていただきます。
撮影:井川俊彦
●企画者の思い
唐突ですがiPadを作ったスティーブジョブスは、自宅ではiPadをそばに置かず、スクリーンを見る時間を厳しく制限していたことがインタビューにより分かっています。さらには自分の子供には、iPadを触らせなかったそうです。このことは、人間の脳をハッキングして作った側の人間は、その危険性についてしっかりと理解していたことになります。
身近にあるスマホは最新のドラッグです。ほとんどの人が1日に2600回以上スマホを手に取っていますが、インターネット上のページに平均して4秒以下しか留まっていません。10分以上留まるページは全体の4%です。そのほとんどは次から次に新しい情報を求めて徘徊するネットサーフィンと呼ばれる無意味な現象です。このようにスマホは新しものを求める私たちの脳の性質を利用して、計算して作られています。このような環境と人間の進化の結果が合っていないことが、私たちの心と体に様々な問題を作ることになります。
この環境から抜け出せる場所が、日本にも残っています。
今回ご紹介するのは東京都でありながら人口約170名の絶海の島(日本の自治体で1番人口が少ない)『青ヶ島』です。
八丈島から更に70km南下したところにある火山島で、伊豆諸島にある有人島では最南端にある島です。
この『青ヶ島』は日本で唯一NGO(ワングリーンプラネット)で、『死ぬまでに見るべき世界の絶景』にも選ばれており、世界的も珍しい2重カルデラをみることができます。八丈島⇔青ヶ島のフェリーは欠航率50%の難所、まさに秘島です。
この島を訪れる多くの人が“この島に行くことを選んだのではなく、島が訪れる人を選んでいる”と強く感じると言われています!
当旅行ではフェリーより就航率の高いヘリコプターを利用します。
●見どころ
大凸部(おおとんぶ)…
青ヶ島といえばの絶景スポット、360度を海に囲まれた二重カルデラを見られるのが大凸部。
周囲を海に囲まれた雄大な景色を見ることができます。青ヶ島に行くなら大凸部は外せません!
尾山展望台…大凸部と同じく二重カルデラを見られるスポット。
丸山…二重カルデラ中心にある小さな山。
ひんぎゃ…山から湧き出る水蒸気。人が通る道の端でも湧いています。
星空…
写真撮影を趣味とする方に青ヶ島のことを話すと、「星空が綺麗なところだよね!」という返事が。
星空のためだけに青ヶ島に行く人もいるそうです。詳しくは次項目にて!
丸山を臨む
三宝港のサンセット
ひんぎゃの熱で調理ができる地熱窯
撮影:井川俊彦
●青ヶ島の星空が素晴らしい理由(写真家 井川俊彦先生より)
当ウェブサイトに写真をご提供いただいた写真家の井川俊彦先生に、青ヶ島の星空が素晴らしい理由についてお伺いしました!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
青ヶ島の星空がきれいな理由としてあげられるのが、「絶海の小さな孤島」「日本一小さな自治体(人口わずか170人程度=最新情報は村のHPにてご確認を)」「つまり周囲に人工的な光がない」ということにつきます。
都会の街中のような多数の外灯やネオンサインなどの人工光がないから、これらの“余計な光”が夜空に反射することがなく、夜空は漆黒の闇=星の光しか届かない=星空が美しいのです。(都会で星がよく見えないのは、上空の大気に浮かぶ水蒸気やチリに無数の人工光が反射して夜空が白んで見えるから、星の光がかき消されている)青ヶ島では360km離れた東京・都会の光はまったく影響を受けず、また一番近い八丈島でさえ、80km離れているので、空港がある八丈島の光の影響もほとんどありません。(八丈島の空港の光や街明かりは、青ヶ島から見ると、漁り火のようにしか見えません)
…という理由から、青ヶ島は国内(世界でも)トップクラスの美しい星空なのです。
だから、月明かりの影響がなく天候の条件が良ければ、都会では見ることができない天の川もコントラストよくハッキリくっきり観察できます。
特に夏の天の川は、濃く見えます。これは、夏の星座「さそり座、いて座」方向が我が銀河系の中心方向(星が密集している方向)なので、夏の大三角(七夕の星、彦星と織姫星付近まで)天の川が太く濃くハッキリ見えるのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下記は、当ページ上部の写真に井川先生が夏の大三角や七夕の星などの説明を入れてくださったものです。
井川先生:
白鳥が天の川に沿って飛んでいる感じです。
この写真は、7/29の夜半過ぎに撮影しました。星座や天の川がどの辺に見えるかは、時期、時刻によって変わります。
池之沢地区カルデラ内から撮影。山の稜線は外輪山です。肉眼ではさすがにこの写真のようにまでは見えませんが、それでも無数の星々と、天空に白い雲のように流れる天の川ははっきりと見えます。
●スケジュール
※日程表内の宿泊施設が満室等で予約不可の場合、ほかの宿泊施設になる場合もございます。
●旅行条件
食事回数 朝1、昼2、夕2
最少催行人数 2名
添乗員/ガイド なし
羽田空港アシスト あり(往路のみ)
※当旅行は手配旅行です。お客様のご希望のお日にちに合わせてご旅行を手配いたします。
添乗員やガイド付きの混載ツアーではなく、お客様のご希望に合わせたいわばプライベート旅行をご提供いたします。
そのため、ご旅行の日数もお客様のご希望に合わせてアレンジ可能です。
旅行中の添乗員/ガイドはつきませんが、往路の羽田空港では弊社スタッフがお迎えしご案内致します。
●ご予約について
八丈島→青ヶ島のヘリコプターは1日1便です。出発1か月前から予約可能となりますが、座席の数が9席と限られた数のため、確保は大変困難です。
このため、ご希望のお日にちに空きがない場合は、近い出発日をご提案させていただく場合もございます。
なるべくご希望の出発日の1ヶ月前頃など、余裕を持ってお申込み下さい。
●青ヶ島の気候・おすすめのシーズンについて
東京の南358㎞、八丈島から68㎞の洋上、伊豆諸島最南端に位置する青ヶ島は、九州の宮崎県とほぼ同じ緯度に位置します。
島全体を黒潮暖流の流れに包まれ、年間平均気温では東京はもちろん宮崎県よりもいくらか高く、一年を通じて10~25℃と温暖な気候です。
ただ、青ヶ島の集落がいずれも標高250m以上にあるため、いったん島に上がれば八丈島などほかの島々よりやや涼しく感じられます。
そのほか、湿度が年間平均85%と伊豆諸島のなかで特別高いことが、青ヶ島の気象を特徴づけています。春特有の嵐や梅雨、秋の台風には注意が必要です。
以上より、このシーズンがお勧め!という時期はなく、梅雨や台風の時期を避けていただければ、どの季節も過ごしやすいです。
年間を通じて雨が多いため、ご来島の際は雨天時の備えをお忘れなく。
この様な気候の為、天候によっては飛行機・ヘリコプターが当日欠航やスケジュール変更となる場合がございます。
そういった場合に備えて緊急連絡先等をご準備いたしますので、万一の際もご安心くださいませ。